ゴウインに...... | 妄想少女

ゴウインに......

 いやっ!
 やめてっ!

静まり返った部屋に甲高く響く。
濡れてもいないそこにあてがった彼はおしこんだ。
つよくつよくただ入ってはでてのくりかえし。
子宮にあたるのがわかるほど痛かった。

おねがいだから……

私の声だけがこだまする。
一心不乱に突きまくる彼に、私の声は届かない。

もういやぁ

いやだと思っても目に涙がたまってしまう。
裂かれるような傷みが全身に伝わる。
彼は動きつづける。
とてもとても長い時間のように感じる。



彼は私の口の中につっこんで、私にそれを綺麗にさせた。
キスのひとつもしてくれなかった。
思いっきりつかれて、私は吐きそうになりながら
それを口にふくむだけだった。
こうしろああしろといわれるだけだった。

そして彼は私の服を脱がせると、なにもするわけでもなく
それをおしこんだ。

まるでビデオの中のことのように。

愛なんてなかった。
ただ性欲処理のためだけの道具。
私は、玩具でしかなかった。

気が遠くなりそうなほどの長い時間
私はただことが終わるのを待ちつづけた。

ことがおわると彼は満足そう。
キスはしてくれなかった。
抱きしめてもくれなかった。

もうだめ。
胸が壊れそうだった。
地面に落ちた卵のようにぐじゃっと私の心がゆがんだ。

愛して欲しい

ただそれだけなのに