彼女の秘密 | 妄想少女

彼女の秘密

何してるの?
ふいに投げかけた言葉。
彼女はなんでもないと顔を赤らめて言った。
「ちょっとトイレ…。」
そういって部屋から出ていってしまった。
 不思議に思い僕は彼女の携帯を見た。
僕と彼女はお互い携帯を自由に見る。
見られてやましいものなんてなにもないから。

「あっダメっ!」

気がついた彼女は携帯を取ろうと僕の上に覆いかぶさった。
谷間が僕の前にちらつく。
心臓が少し高鳴る。

何を焦ってんの?

彼女を横に押すと簡単に上下が入れ替わった。
僕の顔をみて真っ赤になって横を向く。

何があったの?

ブックマークの中に見なれないサイトの名前。
あぁ。これね。なんでそんなに嫌がるの?
「お願いだから…」
目に涙を溜めて僕を見つめる。
そんな彼女がとてもかわいらしくて額にキスをした。
いいこだからおとなしくして


そのページはエッチな動画を集めたサイトだった。

こういうの好きなの?
「違う…。」
何が違うの?
「違うの。」
彼女の瞳から大きな涙がこぼれた。
こういうことしたかったの?
彼女は僕の目から瞳をそらした。
こういうこと…されたかったんだ。

彼女の顔をまっすぐ向かせると、無理矢理舌を絡ませた。
「…っ。」
深く深く、彼女を味わった。
こういうのイヤなのかと思った
「幻滅     した?」
なんで?
僕の首に腕をまわすと耳元で囁いた。
「こんな娘キライ?エッチしたいの。」
彼女の胸元に思いっきり吸いついた。
痛がる彼女をおさえて…。
キスマーク。しばらく消えないね。
赤くなったそこを慰めるかのように舌を這わせた。


「……もっといっぱいしてほしかったの…。」