そばにいて | 妄想少女

そばにいて

彼が好き。好きで好きでたまらない。
彼の広い胸、大きな手、ほっそりとした腕と足。
とてもやわらかそうな唇。

彼のすべてが欲しい。

彼が私に囁く。

かわいいよ もっとみせて

私は従う。
もっとみて…私をみて…。
優しく胸を包み込む。こんな風にしてくれるのかしら。

ほらっもっと声だして…

彼の手が胸からお腹を、そして…

だめっ、だめなのっ。

手を止めようとすると彼が囁く。

なんで?こんなになっているのに。

下着の上からまさぐる。
私の体がビクっと反応した。その反応を面白がるかのように
一点を刺激しつづける。

ほら。どうしたの?いってごらん。きもちいいの?

話せなくなっている私を見て、とても冷たい目を向ける。

ほらっ言ってごらん。何がどうしたの?

私の目から涙があふれてきた。
それを冷静にみつめて彼はいうのだ。

そんなに気持ちイイ?すぐにイっちゃうなんて…

しばらく私は動けなかった。
快感の余韻…から?それとも……。


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