ベットの上の彼の隣 | 妄想少女

ベットの上の彼の隣

 お風呂からあがったときにはすでに彼は寝ていた。
スースーと可愛い寝息をたてて、無防備。
私はベットの端に座り、彼の顔をのぞく。

そして、そっと唇にふれた。

起きる様子がない。

私はそっと彼の首筋に唇をあてた。
私のことを忘れないように。
どんなことがあっても私のもの。

そのまま彼に寄り添うようにベットにもぐり込んだ。
彼の心臓の音を聞きながら・・・
私はやすらいでいった。